世界にほんの少しの彩りを、

何年経っても色褪せないような、大事な大事な一日にしよう。

同窓会で、学生時代に片想いしていたシゲと再会したい。

 


どうもです!

今日私が言いたかったのは題名のこれだけです。終わり。

にはしませんが、内容はこれ以上広がりません。永遠この話をします。


おだいばこに前書いた合コン妄想的なお題を募集したところ、同窓会をしたらというお題をいただきまして。

単なる同窓会でもなんだし〜〜〜〜過去になんか一悶着あったことにしようってなるやん?♡

まあ、元彼片想い相手の二択だなと。

んでもってツイッターで投票をお願いしたんです。

 


学生時代の元カレ慶ちゃん
   or
学生時代の片想い相手シゲ

 

 

 

 


_人人人人人人_
> 自担じゃない <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

 

 

いやぁあのね、合コンのときに思ったんだけど、自担の妄想って難しいのよ。基本的に増田さんをリア恋で見てないからさ。んまぁ、最近NEWSに恋してのせいでリア恋っぽく見てるときもあるけど。(あるんかい)

 

んなことはどうでもいいんだけど、

投票の結果

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ということになりまして。

もーちょい接戦になるかと思ってたんだけど、思いの外「片想い相手」というワードがよかったみたい。笑

 

っちゅーわけで、今から妄想脳をフルスロットルで働かせて、同窓会で学生時代に片想いしていたシゲと再会します。(強気)

 

だらだら書くので今めっちゃ暇だわぁってときに読んでくださいませ。

 


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「〇〇、綺麗になったな。今出会ってたら、たぶん好きになってるよ。」

 

 

 

 

 

 

 


今日の今日まで必死に抑えていた恋心が、この一言によって溢れ出てきてしまった。

 

「〇〇、彼氏いないの?」

『えっ、そっちこそどうなのよ』

「いや、質問答えろや(笑)」

 

1年2年と同じクラスで、お互いガチガチの文系だったから、文理選択を経てもまた同じクラス。

一緒にいると楽。

そんな距離感で学生時代を過ごした。


恋心がなかったと言ったら嘘になる。正直、友達以上の感情はあった。でも、進展することはなかった。

それはしげが、私に対して友達以上の感情があるように見えなかったから。

、、、めっちゃ言い訳だけど。


しげにはいつもかわいい彼女がいた。相手が先輩だったこともあるし後輩だったこともある。続いて一年ってとこで、割と取っ替え引っ替えだった気がするけど、いつも「告られた」と言っていたし、いつも「フラれた」と言っていた。

日常的に学年問わずいろんな女の子から声をかけられてる様は正直ビビっていた。顔が整っているのは言うまでもないけれど、帰宅部だったしげをみんなどんなキッカケで知ったんだろう。

私の方がしげのこと知っていると思う、と、当時の私は思っていた。

 

「聞いてます?」

『あっ、うん、えっと。現在はフリーですね、』

「さみしー(笑)」

『はあああ?!?!』

「うそうそごめん(笑)俺も長らくフリーだよ(笑)」

 

しげに久しぶりに会って、あの頃を懐かしく思い出していた。あー、やっぱ好きだったなって。学生の頃の私たちの距離感なら、私が一歩踏み出せば、もしかしたら付き合えたかもしれない。

でもそれはしなかった。

一緒にいると楽な、あの距離感のままが、一番幸せな気がしてたから。…嘘。あの距離感が一番幸せだと思いたかった、言い聞かせてた。言い聞かせて、無理やり気持ちを抑え込んでいた。


なのに。


「今出会ってたら好きになってた」


なんて。そんなこと、ある?


実際私も学生時代に他の人とお付き合いしたこともあるし、卒業してから今までも、それなりに恋愛はしてきた。

あの頃のピュアな恋心なんて、さっきまでほとんど忘れてた。

さっき会って、あー、まだ好きかもって。そう思ったところだった。


そのタイミングで、この言葉。

学生時代に出会わないで、いわゆるアラサーなこの歳になってからしげに出会ってれば、好きになってもらえてたの?

そっか、やっぱり学生時代のしげには友達以上の感情はなかったんだな。


なんか、悲しくなってきた。

 

「〇〇?」

『?!、、ごめん、なんか言った?』

「いや、うん。大丈夫か?飲みすぎた?」

『……、飲みすぎたかも。ちょっと、外出てくるね』

「ついてこっか?」

『いいよいいよ大丈夫!、ごめんね』

 


夜風が心地よい。火照った顔はお酒のせいなのか、それとも。

なんか、いろいろ思い出してしまった。


彼女できたって報告、いつも付き合ってから1ヶ月くらい経ってからだったな。

彼女と一緒に下校するところ、数回見かけたことあるな。


しげ、バレンタインはいつも彼女いたな。

彼女いるんでって大量のチョコ断ってたくせに、毎年「俺の分は?」ってわざわざ机まで取りにきてたな。

「義理だよ」って言ったら、「せめて友チョコにしといてよ」って笑ってたな。あっしげ、私のこと"友達"って思ってたのか。

…そういう私も、彼氏いるときもしげにはチョコあげてたな。

びっくりするほど美味しいお菓子をお返しにくれるんだよね、しげ。

そうそう、しげ料理男子だったな。お菓子美味しかったもん。今も料理するのかな。


「今出会ってたら好きになってた」


この言葉があたまから離れない。この言葉がこんなに引っかかってる自分に驚く。

自分が思ってるより、私しげのこと好きだったんだな。


今出会ってたら、か。


しげの中で私はもう、思い出の中の人なんだろうな。しげの学生時代の思い出の登場人物になれる自信はあるけど、それ以上でも、それ以下でもないんだな。


思い出の中の人。


私にとっては?

私にとっても、しげは思い出の中の人?

どうだろう。


……昔の片想い相手、かな。


昔の。

そう、昔の。

昔のだからこそ、「今出会ってたら」って言葉が引っかかるんだ。

今も好きだからとかそんな

 

「〇〇!」

『?!、っ、、し、げ、』

「帰るやついるから一旦お開きだって!…って、えっ、〇〇泣いてんの?、どうした?、、まだ気持ち悪い?」

『っ、泣いて…?』


驚いた。

私、泣いてた。

しげのこと考えてたら涙出てきたなんて、そんなこと口が裂けても言えない。


『、えっと……』

「うん、、てか、お前寒くない?薄着のまま出てきたろ。ちょ、ちょっとだけ待ってて、声かけてくるから」


困惑した表情のしげが、足早に店内へ戻っていった。


なにしてんだろ、私。

しげ、いきなり出てきたからびっくりした。

変にいろいろ考えちゃってたから、本人を目の前にしたら戸惑ってしまった。

今しげが戻ってきたら、思いをぶつけてしまいそうで、怖い。


あぁ、戻ってきちゃった…


「〇〇ほら、寒いだろ」


上着が、肩にかかる。

しげの手には私の荷物。全部取ってきてくれたんだ。

出入り口から少し歩いて、最初の角を曲がった。駅とは逆方向なので解散になって帰宅するクラスメイトはこちらには来ない。これも、しげの配慮だろう。


『…ありがとう。』

「ん。…で、泣き止んだ?…どうした、俺のせい?、俺なんかマズいこと言った?」


マズいこと言ったわばか。


『………好きだったのに』

「えっ?」


『…好きだったのに、、』


しげに初めて伝える「好き」に、"のに"なんて付けたくなかった。

できることなら、過去形で言いたくなかったな。

 

『なのに、"今出会ってたら"なんて。ズルい。ズルいよしげ。』


言ってしまった。しかもこんな中途半端に。理由もよくわからずにズルいと言われるしげ可愛そうだな。ごめんね。


『ごめん。やっぱなんでもない』


背を向けるようにUターンを試みる私の右手をしげが掴み、引き止められる。


「それ言われて帰せるかよ」


俯いたまま振り返る。まともに目も合わせられない。


「俺も好きだったよ」

『………は?』


「流石に は?は傷つくんだけど(笑)」

『ごっ、ごめん』


なんとか顔を見られた。一瞬笑ったしげが、また真剣な表情に。握られた手が解かれ、正面に戻される。


「さっきのはごめん。あれはその…、照れ隠し、だよ。…こんなに綺麗になってるなんて思わなかったから、びっくりした。」


『…不器用かよ』

「いやそこはスルーして(笑)今更だろ、知ってるくせに。」

『知ってた(笑)』


なんだかしげが真面目に話してるのが気恥ずかしくて、ついつい話をそらしたくなる。


「俺も〇〇のこと好きだった。ずっと同じクラスで、一緒にいると楽で。友達って関係を超えたかったけど、今の距離感が一番幸せかもって、ずっと言えなかった、好きって。」


…同じじゃん。

同じじゃん、ばかしげ。


「卒業してから今日までは、正直そこまで覚えてなかったのに、久しぶりに会ったらなんか急に、昔〇〇のこと好きだった気持ち思い出しちゃって。好きだった、……じゃないわ。」


ズルい。ズルいよ。しげほんとズルい。

 


「好きだよ、〇〇」

 


『…おそい。遅いよばか』


こんなとき、素直に喜びの言葉を口にできないあたり、年取ったなって思う。


「ばかは余計(笑)…でも、〇〇が今の気持ちを素直に教えてくれるなら、ばかでもなんでもいいわ、俺。」


…ズルい。やっぱりズルい。ばかばか。


『しげ、いつも彼女いたじゃん』

「んなことねえし、てかお前もだろ」

『んまあ。』

「お互い様じゃん」

『…まだ、料理してるの?』

「なに突然(笑)」

『いーから』

「してるよ、一人暮らしの男にしてはしてるほうだと思う」

『そっか』

「…なに?なんの質問タイム?これ(笑)」

『聞きたかっただけ』

「ふうん。質問はもういい?」

『…うん。』


「じゃあもう一回改めて。〇〇は、今、俺のことどう思ってる?」


何度でもいう、しげズルい。私が今も好きって、絶対わかってるじゃん。わかってて聞いてるじゃん。ばーか。

 

『…好きだよ。しげのこと。昔も好きだったし、今も。今も好きだよ。』


「…うん、ありがと。」


私としげの間に、今まで流れたことのないような空気が流れている。甘い空気になってもいいはずなのに、しげとだと気恥ずかしさからか、そうともならない。
嬉しいと恥ずかしいが3対7とかそれくらい。それくらいで、恥ずかしいが勝ってる。

 

 

『"今出会って"ないけど、いいの?』

「いいよ、いいっていうか、それ照れからのアレだから、そんなに気にしないで」

『気にするよ!!しげがこう言ったせいで勝手に悲しくなってたんだから!!』

「それはマジでごめん。でも、〇〇がこんなに綺麗になってるのがいけない」

『っ、』

「あっ、照れた(笑)」

『うるさいうるさい!!ばかばかっ、、んっ、』


学生時代の私!私がしげとこんなことする日が来るなんて、予想してた?


『なんでキスしたの!!ばか!!』

「彼氏だからねー。ってか、〇〇がさっきから照れるたびに怒るのちょーかわいいんだけど(笑)ほら、もう帰ろっか。」

『しげムカつく…』

「と言いつつ手を繋いでるのは?」

『彼女だからねー』

「そっかそっか。」

 

 

 

 

 

 

「〇〇からはじめて本命チョコもらった」と、私からチョコを受け取って嬉しそうにしているしげを見て、そっと幸せを噛みしめるのは、

 

もう少し先の未来。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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シゲにズルいとばかを連呼してすみませんでした。(全力の土下寝)


照れて怒っちゃう女の子×しげってかわいいなって気づいた途端に連呼させてしまったw


当初の予定よりだいぶラノベ感が出てしまって非常に恥ずかしいなうです!!!!

妄想って止まらない!!!!

私のここ最近の疲れを発散するかのように妄想書き殴った結果がこのザマです。

疲れてる×華金の酔っ払い×深夜テンションなんだなって察してください…w

 

ご静聴ありがとうございました!!


NEWSに恋して、しげの本編配信まだかな〜.。.:*☆