世界にほんの少しの彩りを、

何年経っても色褪せないような、大事な大事な一日にしよう。

2話のカズヤがしんどすぎた。


どうも。

ゼロ2話の視聴を終え、30分ほどトチ狂ったツイートを連発し、流石に「これ以上呟くとフォロワーさん減るな」と思ったのではてブロに逃げ込んできました筆者です。

気持ちの整理というか、私がただただ「カズヤがしんどい」「カズヤを演じる増田さんがしんどい」という話を永遠と綴るだけで、なんの生産性もない読んでもなにも残らない記事になると思われますので、読むことあんまりオススメしません←じゃあ公開するなよ←それな

 

※Huluの山口カズヤ編と、ゼロ2話のネタバレを含みます

 

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いやーーーーー

 

 

 


カズヤがしんどい。


気を抜くと「カズヤしんどい」って文字打っちゃうくらいにカズヤがしんどいんですよ。

 

あのねーーーーーしんどい。

私の人生史上最も「増田さんの演技を見て狂っている」瞬間です今。現時点では最も。来週これを超える可能性もあるけどね。そんなことはいいんだ。

 

なんでこんなにしんどいんだろう。

とね、冷静に思うわけです。


そもそも、このトチ狂いの発端は先週1話の放送後にHuluで配信された「エピソードゼロ 山口カズヤ編」を見たときなんですけど。

 

これ視聴し終わったあと一番に思ったのが。

私カズヤのことすっげえ嫌いだわ

なんですよ。

 

私あんまり「人を嫌いになる」ってことをしないというかあんまり「人を嫌いと思わないようにしよう」と生きているんですが、たまにいるんです、「いや、これは嫌いだわ」って人。例は出しませんけど(闇)

それなんです、カズヤ。

ぜっっっっったいに現実世界で会いたくない。
一緒に仕事とか以ての外、

って感じなんです。

 

自分の大好きな人が自分の大嫌いな性格の役を演じているのを見るっていう経験したことあります…?私今してるんですけど、響きだけでしんどくないですか?これ。胸中の葛藤が半端じゃないんですよ。

これが、私がカズヤを見て、カズヤを演じる増田さんを見て狂ってる原因なんです。たぶん。

周りのNEWS担の友達が、1日何回もHuluの山口カズヤ編見てるって聞いてビックリしたんですよ。なぜなら、私配信当日と、そのあと飛ばし飛ばし一回、友達とみんなでもう一回の計3回しか見てなくて。いや、まあ普通のドラマとかで考えたら見てる方なんですけど。

自担の主演ドラマにしては少ないかなと。自担の主演ドラマなのに、しんどすぎて見られないこの葛藤。(くっそう自担の主演ドラマがラブコメとかだったら死ぬほどリピートしてるのにな…)


というわけで、Huluあんまり見れてないからその話できない(酷い)ので、2話の話するね!!2話でのゼロとカズヤのやりとりがしんどすぎるからその話する(ヒロシごめん)。

 


ドリームキングダムでの本戦ゲーム中、10年ぶりに再会したゼロとカズヤ。再会後のシーン。


カズヤ「久しぶり。まさかこんなとこで会うとはね、ゼロ」

ゼロ「…カズヤ…、山口カズヤ?」

カズヤ「10年ぶりだな」

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

ゼロ「カズヤも、挑戦者なのか?」

カズヤ「うん。いろいろあって、会社辞めたんだ。…いいとこまで、いってたんだけど。」

ゼロ「なんか、あった?」

私「なんかあったんだよぉぉぉお( ;  ; )」

カズヤ「(苦笑)まあ、いつか話すよ。今はなんとか自力で起業したい。そのために来たんだけど…」

カズヤ「(手に持つ鉄パイプを見ながら)まさかこんなものが必要になるなんてね。」

ゼロ「…とんでもないとこだよね。」

カズヤ「でも、会えて嬉しいよ」

ゼロ「俺も。」

 

 

はーーーーあしんどい。

まず会社辞めたってのがしんどい。Hulu見てるとわかるけど、これたぶん辞めたというよりクビ。会社であんだけ大声で暴言吐いたらクビでしょう。でもまあ、今の今まで"トラウマを植えつけた張本人"だと思っている高校の同級生にそんなこと正直に言えるわけもないのでね、辞めた、と。

「自力で起業したい」。これも本心かどうかって感じですよね。Huluのラスト、会社を飛び出し小池姐さんに会ってなにを言われたのかはわからないけれど、『多額の金が手に入る』『王になれる』という言葉に「上手い話だな」と乗るカズヤ、目に浮かぶ。でも、条件が整えば「俺は自力で起業くらいできる」とは思ってると思う。俺にはそれくらいの力があると、本気で思ってると思う。

そう思うと、私が勝手に、少しだけ嬉しかった。嘘でもほんとでも「起業したい」という言葉がカズヤの口から出たことに。マジでHulu見た直後は「自暴自棄になってヤケクソでここ(ドリームキングダム)に来たんじゃない…?」って思ってたので。笑
カズヤが、未来に希望を感じててよかった。(感情移入がすごい)

なによりも、鉄パイプ握る自担を地上波放送で見られる私幸せすぎひん????勝ち組だわ(?)

そしてこのシーンを見返せば見返すほど、後のシーンを思ってしんどくなる……マジでしんどい……ああ……(定期発作)

 


クォータージャンプの声役にカズヤが登場してからの一連のシーン。


カズヤ「俺だ!山口カズヤだ!」

ゼロ「(なんてえげつない人選なんだ…)」

私「ゼロそれな!!!!」

カズヤ「こっちだ。こっちがセーフだ!」

ゼロ「カズヤ…」

カズヤ「そうだよ!俺だ!」

ゼロ「どうして拒否しなかったんだ!こんな人殺し同然のゲーム!」


ゼロはすでにヒロシ(ボーカロイド)との戦いを10分こなしており、精神的に疲弊している。この段階で精神的にも肉体的にも、カズヤが有利なのは一目瞭然。てか単純にこのゲーム声役の方が有利。


カズヤ「もちろん拒否したよ!」

ゼロ「え?」

カズヤ「アウトエリアだったら、辞退するって言ったよ!そりゃそうだろ!ゼロを助けるために参加したんだから!…セーフエリアじゃなかったら、お断りだろ…冗談じゃないよ。よりによって、自分の嘘でゼロが死ぬなんて。」


しんどい。全部嘘なのがしんどい。頭から終わりまで全部嘘。ひっくり返したら本心が丸見え。試しにひっくり返してみます?

「セーフエリアだったら、受けないって言ったよ!そりゃそうだろ!ゼロを殺すために参加したんだから!…アウトエリアじゃなかったら、お断りだろ……
ダメだもうしんどすぎるなんで私こんな自傷行為してんだ←


カズヤ「じゃあ、さっきだってなんで助けたんだよ」

(ちょい前の出会いのシーン回想)

ゼロ「たしかに…そうだけど…」

カズヤ「そうだよ!…なんだよ、疑ってんのか?」

カズヤ「ゼロ…俺を信じろよ」

カズヤ「お前を助けたいんだ!!友達だから!!」

ゼロ「友達…?」

カズヤ「しかもただの友達じゃない。高校時代、あの頃俺は、お前を尊敬してた。ゼロはすごいやつだって。こんなすごいやついないって。こんなやつを友達にもてた俺は幸せだって。…だから助けたいんだよ。」


クソ饒舌だな。(暴言)
人って、圧倒的優位に立つとこんなに饒舌になるんですね。あとひとおしで自分の殺したい人が殺せる。自分の手を煩わずに。そして自分が罪をかぶることも、自分が死ぬリスクもなしに。怪しいくらい饒舌になるカズヤが、狂気的でゾクッとする。


カズヤ「俺を信じろよゼロ!!」←本日No.1ビックボイス


ゼロ「信じるよ!そっちがセーフなんだな?」

カズヤ「当たり前だろ!!さあ早く!!」

ゼロ「…わかった。俺たち、友達だよな。疑ってすまない。」


そして前へと歩き始めるゼロ。この時のカズヤの表情の演技が、本当に素晴らしい。

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ゼロが信じてくれたことへの友達としての喜び、ゼロをもうすぐ殺せるという恨みを抱く者としての喜び。もうすぐ友達が死ぬという事実への今更の迷い、自分が人殺しになるという今更の迷い。喜怒哀楽がごちゃごちゃになる極限の心理状態が読み取れる。

 

そして、「生きろ」がバックに流れる中、またしても饒舌なカズヤが言葉を続ける。


カズヤ
(そう…あいつはすごいやつだった。俺がどんなに頑張っても、何をやらせても上。)

(わかってる。学生の頃から。でも、俺は知ってる。やつの、致命的な欠点を。)

(あいつは根っこのところが、"おめでたい")

(人の気持ちを踏みにじれない。友達を裏切るなんてとんでもない。つまり、筋金入りの偽善者。)

(殺ってやる。その偽善。)


ゼロ「跳ぶよ!そっちに!」

 

 


はーあ!!!!カズヤ嫌い!!!!

嫌いなんだけど、切ないんだよ……超嫌いなのに見ていて切なくなる。最後のカッコ書きのところとか、切なすぎて嫌いすぎて、でもこれが山口カズヤの全てな気がして、辛くて泣く。からもう一回書く。←

 

(そう…あいつはすごいやつだった。俺がどんなに頑張っても、何をやらせても上。)

カズヤは少し前に会社で「俺とあいつ以外はカスだったからな!!!!」と叫んで会社辞めたとこなんだよ。俺とあいつ以外は。『俺がカスに負けるわけがない』という基本思考を持つ中で、その『カス』に含まれない数少ない人間の1人がゼロだった。
ゼロが植え付けたトラウマのせいで、向井とのコンペ云々もうまくいかなかったと思っている、それほどの恨みをゼロに持っているこの期に及んで、ゼロの実力を一応は認めているあたりに、高校時代の『過ぎし青春』を想って切なくなる。

 

(わかってる。学生の頃から。でも、俺は知ってる。やつの、致命的な欠点を。)

(あいつは根っこのところが、"おめでたい")

ゼロは、とてつもなく性善説な人間だなと思っていたが(だからこそ"義賊"の活動をしているのだと思う)、それをカズヤも言いたいのだろう。「俺は知ってる」に、ゼロと俺は特別な仲であると思っているのだと感じてこれまた切ない。

 

(人の気持ちを踏みにじれない。友達を裏切るなんてとんでもない。つまり、筋金入りの偽善者。)

これを!!!!これをわかっていて、さっきまでの友達だ守りたいだ云々を言っていたのだと思うと、カズヤお前ってやつは…ってなる。
カズヤのゼロへの恨みは、ゼロを殺したところで確実に晴れないってわかるのに、わかるのにそれでも殺したいのかカズヤ…ゼロが死んだらカズヤが王になれる?会社で暴言吐いて社会的地位が落ちた人間が、学生時代に恨みを持っていた『友達』を、自らの手を汚さず自分が罪に問われないような不可抗力的カタチで殺したところで社会復帰できるか…?てか、カズヤもしゼロを殺せたとしてもそれでもういっときの満足感を得て闘争心なくなって王目指すとかなくなるんでしょ?ヤダもう私と一緒に帰ろう…?(途中から明らかに狂っている)

 

(殺ってやる。その偽善。)

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最初「やってやる」だと思ってたのに字幕出したら「殺ってやる」という表記だった。これを知った時の衝撃たるや…見てこのすでに2桁は殺してますみたいな目…

↑漢字表記だと気がついたので追記

そもそも偽善とは、「本心ではない、うわべだけの善行」のこと。つまり、行いとしては、目に見える結果としては善なわけだ。それに伴う気持ちが、100%善ではないと。結果としては善であるという点を考えると、一概に「悪いこと」とは言えない気もする。
カズヤはゼロのことを『筋金入りの偽善者』だと言い放った。強固な、確固たる信念のある、真っ直ぐな偽善者。はて。これは貶しているのか?褒めてるのか?
カズヤのゼロへの恨みを考えると、褒めてるってことはないでしょう。皮肉です、皮肉。この「筋金入りの」は「バカ正直な」くらいの気持ちかなと。

10年間恨みを持ち続け、逆恨みし続け、ゼロのせいで1番になれなかった、ゼロの植え付けたトラウマのせいで向井とのコンペにも負けありささんを失った、そう思い続けているカズヤが、その張本人に迷うことなく『友です』と紹介してもらえたとき、「学生時代から変わらず、"おめでたい"やつだな」って思ったのかなぁとか考えたら、カズヤは完全な悪人にはなれないんだなと思った。

『筋金入りの偽善者』という言葉が100%暴言でもない気がして、100%悪にはなれないカズヤを思ってこれまたしんどくなる。100%悪になってくれたらこっちだって思いっきり罵れるのに、ちょっと弱い、ちょっと人のいい、ちょっと庇いたくなるような言動や表情を見せるからなんか上手く罵れないだろ!!ばか!!←


カズヤのこと大嫌いなのに切なくなるし、たぶん死ぬんだからその時は、死ぬ最期の時くらいは男らしく無様に死んでほしいって思うけど。どんなに恨んでても絶対にゼロのことを『カス』に分類しない、どうしたって一位にはなれない、努力100%で成功してきたのにまた崩れ落ちてしまったカズヤに、生き延びてもう一度更生するチャンスがこの先にあったら嬉しいなと思います(感情移入がすごい)

 

そして、

こんなに感情移入しちゃうくらいのめり込んで見られる増田さんの演技は素晴らしい。『狂人になりきれない常人』を演じるの、上手すぎてビビる。
他の方も言っていたけど、目の演技が上手いなぁと素人目に思った。「目は口ほどに物を言う」なんて言うけれど、演技が上手い人はみんな目の演技が上手いなといろんな俳優さん見てて思う。それを、増田さんからも感じた。

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ゼロに「騙した」ってバレたときのカズヤの演技、どんななんだろう。あんなに大きな声で友達だなんだと叫んだ言葉が全て嘘だとバレたときのカズヤの表情を、増田さんはどんなふうに演じるんだろう。

 

 

来週も増田さんの演技楽しみにしてます!

もちろんシゲの演技も楽しみにしてます!

慶ちゃんと手越くんの出演も楽しみにしてます!!

 

「生きろ」発売待ってます!!(大声)(切実)