世界にほんの少しの彩りを、

何年経っても色褪せないような、大事な大事な一日にしよう。

何百、何千、何万回と「生きろ」を積み重ねて。

お題「NEWSアルバム『WORLDISTA』レビュー」


どうも!

 

『WORLDISTA』発売おめでとう!!ドンドンパフパフ〜!!

 

皆さんはもう聴きましたでしょうか?

………って、このノリで書き進めるとまた前置きで1000字とかやりかねないからサクッと本題に行こう。(前置きが長くなかなか本題にたどり着かない記事を書くことに定評があるブログ)(いらない定評)

 

WORLDISTAのお題を使わせていただいて書くんですが、テーマはまさかの「生きろ」です。

……せっかくならアルバム曲を取り上げろよ!って思った?

 

 

 

 

 

 

私も思ってる~~~~!!!!


お前過去にも「生きろ」についてのブログ書いたことあるだろってな…………マジそれな…………でも「生きろ」に対して新しいこと思ってしまったんだよ…………許して…………


アルバム『NEVERLAND』の最後の楽曲は「U R not alone」、アルバム『EPCOTIA』の最後の楽曲は「HAPPY ENDING」。1曲1曲の個性が際立つクセの強いアルバムの最後を飾る楽曲は、アルバムの世界観をギュッと締める役割も果たしている。

今回も例のごとくクセのかたまりみたいなアルバムなわけだが、今回の最後の楽曲に選ばれたのは、「生きろ」であった。アルバムの最後の楽曲がシングル曲なのは、QUARTETTOの「ヒカリノシズク」以来かな。シングル曲が"アルバムの最後の楽曲"という新しい機能を果たすようになると、また新たな印象を生み出すなぁと思う。

 

というわけで、"アルバム『WORLDISTA』最後の楽曲"である「生きろ」について書きたいと思う。

 

 

 

 

アルバムを手にして取り込んだあと、最初だからと1曲目から順番に聴き始めた。さまざまな楽曲を45分以上聴いて、やっとたどり着いた17曲目の楽曲として「生きろ」を聴いたとき。

 

 

びっくりするほど、涙がこぼれた。

 

 

発売から5カ月以上経ち、いろんな場面で散々聞いてきた楽曲を聴いて、今さらこんなに泣くなんて思わなくて。ボロボロ泣く自分に自分で驚きながら、それでも止まらない涙を必死に拭いながら聴いた。


聴き終わったあと軽く放心状態になった。(おかげでエンディングのインタールード全然ちゃんと聞けなかった) そしてハッと我に返った後、「いろんな場面で散々聞いてきたのになぜこんなに泣いてるんだろう」というより「いろんな場面で散々聞いたから泣いているんだ」とわかった。

 

「生きろ」を聴いて思い出す景色が、あまりにも多すぎる。

 

過去のブログにも書いたことがあるのだが、私は「とある楽曲に付随して記憶された出来事は、記憶に残りやすい」と思っている。(脳科学とかさっぱりわからないので単なる独断・個人の感覚です) そもそも曲って記憶に残りやすいよなぁと思っていて、例えば小学校の校歌とか、宿泊行事のキャンプファイヤーで歌った曲とか、卒業式で歌った歌とか。そういうのって、覚えてるもんじゃない?そしてその曲を思い出すと、同時にそれに付随した思い出の景色なんかも一緒に思い出したりする。(個人の感覚だから!この世で私しか思ってなかったらごめん!)

というわけで、私の中で「生きろ」と結びついた思い出の景色がたくさんあって、アルバム17曲目の楽曲として「生きろ」を聴いたとき、それらの景色がたくさん思い出されたというわけ。


そして何がそんなに泣けるって、「生きろ」と結びついた思い出は全て、2018年7月以降の景色だということである。

私は、2018年の7月以降にこんなにたくさんの思い出を積み重ねてきたんだな、積み重ねてこれたんだなと思ったら、嬉しかった。思い出した景色が本当に全部大切で愛おしいもので。さっきの涙は嬉し涙だったんだと、泣き止んでしばらく経ってからわかった。(泣いてるときはなんでこんなに泣いてるのかわからなくて混乱したくらいだからね)

 


THE MUSIC DAY
 「生きろ」初披露の場であり"あの日以降のNEWS"が4人揃って並ぶ初めての機会でもあり、NEWSもNEWSファンも、めちゃくちゃ緊張した日だった。昔のブログで書いたが、私はこれの観覧に行って、生で「生きろ」を歌うNEWSを見た。
 「また歩き出せるだろ?」と歌いながら、4人横並びになって実際に歩いてみせるNEWSの姿を見て、自分が想像するよりもずっと『NEWSは強いんだろうな』と思えて。会場でその景色を見ながら「ありがとう」と「大好き」が混じった涙を流した。

 

『ゼロ一獲千金ゲーム』
 NEWS15周年のアニバーサリーイヤーに主演ドラマと主題歌とメンバー全員の出演機会をNEWSに持ってきてくれた加藤シゲアキがカッコよすぎた2018年夏。毎週楽しくて放送があっという間で、エンディングとして「生きろ」が流れるたびに、「えっもうエンディング!?はやっ!?」って思った記憶がある。それくらい素敵なドラマだった。

 NEWSに加藤シゲアキがいなかったらこの楽曲に出会うことはなかったのだろうと思うと、加藤シゲアキの泥臭いカッコよさが死ぬほどすきだなぁと思う。クレジットにNEWSのメンバーの名前が並ぶ景色は本当に嬉しかった、ありがとう!

 

『15 th Anniversary LIVE 2018 "Strawberry"』
 セットリスト最後の楽曲。拳を握りしめ腕を広げたり差し出したりしながら、力強い涙声で必死に歌うNEWSの姿。カッコつけてないのにカッコよくて。そんな4人の後ろで花火が上がる感動的なフィナーレの景色を、忘れることはないだろうなと思う。
 そして、その後流れるエンドロールで同時多発的に起こったたくさんの「歌いたくて口ずさむ」が集まって合唱となり会場を包み込んだ、あの幸せな空間。ライブ後のラジオで慶ちゃんが特に感動したところとして「エンドロールの「生きろ」を、ファンの方が歌ってくれたこと」と語ってくれたのが、めちゃくちゃ嬉しかったことも含めて、愛おしい思い出になった。

 

『NEWS DOME TOUR 2018-2019 "EPCOTIA ENCORE"』
 コンサートの締めが「生きろ」からの「HAPPY ENDING」であった。(地球に帰ってきた後「BLUE」歌ったのが本当のラストだけどね) 「生きろ」のMVは最後のシーンで金色に光る紐で繋がれたNEWS4人が歌っていたのが印象的だったが、あの場面を彷彿とさせるような景色だった。ファンのみんなが持っていた金色の光が、NEWSに繋がっているように見えた。その景色の美しさと、がむしゃらに歌うNEWSの力強さに圧倒されて泣いた。

 


この他にもたくさんの音楽番組や年明けに放送されたRIDE ON TIMEなどまだまだ思い出す景色はたくさんあるけれど、これ以上書くとアルバム『WORLDISTA』のお題をつけているのがさすがに申し訳なくなるのでこの辺で止めておく。(もうすでにだいぶ申し訳ない状態ではある…………すまん…………いろんな景色を思い出してしまった私の感覚を無謀にも伝えたくて…………)

 


前述の私がアルバムを通して聴いて17曲目として「生きろ」を聴いたら号泣した話。どこが一番泣けたかというと、他でもない大サビの

 

「生きろ」
何万回言ったって
何万回聞いたって
負けそうにまたなるけど

いいさ懸命に誓った
仲間の絆を 道しるべに

 

である。

この大サビの冒頭だけ、歌詞が

「生きろ」

なのだ。(ここ以外は生きろ!)

なんで最後だけカギカッコが付いているんだろうとずっと不思議だった。カギカッコが付くことにより曲名になるわけだが、ここだけ曲名にする意味が、いまいちわからなかった。だけど、今回少しわかった気がした。

何万回は言い過ぎだけど、何百回くらいは「生きろ」を聴いてきた。そのたびにいろんな思い出を重ねてきたこと、どれだけ聴いても見えない何かに負けそうになるときがあること、でもそのたびに周りの仲間やNEWSとの絆を信じてやってきたこと。それらを繰り返すことで、今日まで歩みを進めてきたこと。

私には、「生きろ」と結びついた思い出がたくさんある。

 

だから
何万回転んだって
もう一回 踏ん張って
また歩き出せるだろ?

 

そうだね、そうだね。本当に、その通りだね。
楽曲初披露のときから特別な楽曲だったけど、「生きろ」と共にたくさんの思い出を積み重ねてきたことで、さらに大切な楽曲になった。そのこと表現するために、最後だけカギカッコ付きの「生きろ」という歌詞なんじゃないかと、都合よく考えておくことにする。

 

たとえ0からだって
終わりじゃないさ

 

アルバムの楽曲の中で最後である17曲目に収録された「生きろ」だけど、こう言われるとアルバムもまだまだ続いていくような、アルバムの可能性はまだまだこんなもんじゃないような気がしてくるね。

 

燃え尽きるまで 生きていく

 

まだ燃え尽きるには早すぎるから、もっともっといろんな景色を見せてね。「生きろ」と結びついた思い出も、もっともっと増やしていけたらいいな。

 

 

 

 

おわり。