世界にほんの少しの彩りを、

何年経っても色褪せないような、大事な大事な一日にしよう。

歌いたがりなNEWSファンと、歌わせたがりなNEWS。

お題「NEWS15周年コンサート "Strawberry" memories」

 

どうもどうも。

「またブログ書いてるよこの人」「めっちゃ更新するじゃん」って感じですよね、わかります私も思ってます。
私は、基本的に誰かに書いてほしいと言っていただいても、ギアが入らない限り筆が動かないクソ人間なのですが、7.8月は『書きたい』と思う事象が多すぎて正直筆が追い付かない。脳内で書くから誰かWordに書き起こしてほしい。脳内から文章送りたい。なんちゃってブラインドタッチはできるんだけどそれでも追いつかない。


そんなことはどうでもいいんだ。

さて、Strawberryのお題を使うのは2回目です。まとめる能力がないから分けちゃった。何回もごめんね。そして、前回と同様に今回もゴリゴリに主観混じりなのでご了承くださいませ。

 

前回は『メンバーカラーの衣装』について書きました。
ブログの感想で、ライブに入れなかったお友達に「衣装どうだった?」と聞かれてこのブログを紹介したところ感動してくれました!というメッセージを頂いて、めちゃくちゃ嬉しかったです。一緒に経験した方の『素敵な空間を思い出すきっかけ』になり、一緒に経験できなかった方の『素敵な空間の様子を伝える手助け』になったのなら、本当に書いた甲斐があります。
ここで5月に書いたEPCOTIAのオーラスで行われたサプライズについてのブログから、導入部分の箇所を少し引用。

「一定数の人しか目撃できない、二度と起きないであろう出来事を多くの人と共有しよう」とする行為が「レポ」だと思ってる

この気持ちは変わっていないのでやっぱり私は、生身の人間を応援しているからこそ意味のある、「レポ」という文化が好きだ。
読んで、その現場を想像して、私も見たかった~!という嫉妬に近い感情が生まれるのも事実だけど、その「レポ」を書いた人の"共有したい"、"伝えたい"という気持ち込みで、とても愛おしく思う。

早く本題に入れよって感じだよね。
私前置きで話が逸れがち。

 


さて。今回は『エンドロール中の空間が素敵な思い出になった』という話をしたい。
入れなかった方からしたら「そもそもエンドロールってなんぞや?どのタイミング?」って感じだと思うので、「レポ」の要素もいれて、その少し前の流れから書いていくことにする。

 

 


セットリスト、最後の楽曲は「生きろ」だった。「BLUE」から始まり「生きろ」で締めくくられた15周年ライブのセトリ、『前しか向かねえぜ』って感じのNEWSの男気を感じてカッコいいなと思った。

 

そんな「生きろ」の歌唱。4人とも顔を真っ赤にしながら全身を使って歌っていて、『魂をぶつけた歌』という印象だった。ここで比較対象として挙げるのはあまり良くないような気もするのだけれど、NEVERLANDの「U R not alone」を思い出すくらい全力の歌唱だった。

拳を握りしめたり体を折りたたんだりしゃがんだり、腕を大きく広げたり手を前に差し出したり。歌い終わった後酸欠で倒れちゃうんじゃないかって思うくらい必死で、まるでこれが人生最後の歌唱だと思ってるんじゃないかってくらいで。カッコつけるなんてない、どんなにぐちゃぐちゃになっても構わない、そう思っているかのようだった。

ちょっと前のブログ記事に書いたのだが、実は私は7月上旬に行われたTHE MUSIC DAYの観覧に行っていて、「生きろ」の歌唱を生で聴くのは2回目だった。ちなみにそのTHE MUSIC DAYは、「生きろ」初披露の場だった。

 

全然違った。

 

あのときの歌唱と今回の味スタでの歌唱。一番の違いは「聴かせる対象」だろうと思う。
THE MUSIC DAYは、会場にいる様々なアーティストのファンの方々、そして全国で番組を観ているたくさんの視聴者に見せる、一般大衆に向けた披露だった。6月の一件後初めてNEWS4人が揃って出演する場だったので、いろんな視線が刺さっていただろう。いろんな思いを抱えた人が見ていただろう。
しかし、今回の披露を見ていたのはNEWSのことが好きな、NEWSの15周年を祝いたい人たちだけだった。アットホームな空間での披露だったわけである。ラスト曲までのライブ空間を共有していればわかる、とても愛に溢れた空間だった。

そりゃあ違うに決まっている。

個人的に感じたのは『歌詞を届けたい』という気持ちがより強かったなということ。何度も書いているのだが、私は、NEWSが聴いている人に歌詞を届けようという気持ちが伝わってくる歌い方をしている姿を見るのがとても好きだ。応援歌やメッセージ性の強い楽曲が多いNEWSは、よくその姿を見せてくれる。NEWSのことを好きな人しかいない空間で歌われた「生きろ」。NEWSの『歌詞を届けたい』という気持ちを感じたとき、私たちのことを『歌詞が届く』人だと思ってくれているのかなと思ったら嬉しかった。

 

最後のサビでは花火が上がった。
4分割になったモニターにはがむしゃらに歌う4人の姿が映し出され、その頭上にはたくさんの花火。グランドフィナーレとしてあまりにも美しい、感動的な空間だった。
曲が進むにつれて、みんなどんどん感極まったような歌声になっていて、慶ちゃんは曲の途中で涙を堪えきれなくてお客さんに背中を向けちゃったりしたし、手越くんはラスサビ以降涙声だった。本当に本当に、壊れてしまいそうなくらい必死になって歌詞を届けてくれた。


私が大好きな、NEWSの姿だった。

 

そして「生きろ」の披露が終わって最後に大量の花火が上がり、NEWSが捌ける。
続けてモニターに映し出されたのが、エンドロールだった。

書きそびれたがライブのオープニング映像は、今までのシングル曲のジャケットをイメージしたケーキが順々に映し出され、それに合わせてオルゴールバージョンの楽曲が流れるというものだった。「NEWSニッポン」から始まり、「チャンカパーナ」を経て、最後は「BLUE」。そのあとに「BLUE」を歌い始めるという演出だった。
それを受けてのエンドロール。そのBGMが「生きろ」のオルゴールバージョンだったのである。オープニングは「BLUE」までだったし、「生きろ」はライブ最後の曲だったし、記念日近くに発売される楽曲だし。選曲として自然だった。

 

そのBGMの「生きろ」に合わせて、ファンが歌を口ずさみ始めたのである。

 

味スタのルールとして21時以降には音を出せないということ(その時点で21時10分前とかそれくらいだった)と、花火がたくさんあがった感動的なフィナーレを終えて、「アンコールはないだろうなぁ」というのは会場にいた多くの人が思っていたと思う。私個人としても、NEWSにもう一回出てきてほしいとは思わなかった。「生きろ」で締めくくられた15周年ライブに、これ以上望むものはなかった。


だから別にその口ずさみは、「NEWSに再び出てきてほしいから」歌っている感じじゃなかった。もちろんNEWSへのサプライズというわけでもない。そんなに大げさなものじゃなくて、ただ単に「歌いたいから歌った」。そんな感じ。だからこそ、感動的だった。

NEVERLANDの「U R not alone」やEPCOTIAの「HAPPY ENDING」みたいに、元々楽曲にファンが歌うような箇所があるわけじゃない「生きろ」では、特別NEWSから歌って!と求められることもなかった。NEWSファンは歌いたがり踊りたがりなんだけどね!(だって歌ったり踊ったりするとNEWSが「じょーず♡」って褒めてくれるんだもん…)
だけどまあそれまでの楽曲でたくさん声出したしたくさん歌ったので、物足りなかったわけじゃない、むしろ満足感でいっぱいだった。

だから純粋に、さっきまで聴いてた曲だしアドレナリンが出てるから思わず口ずさんじゃった!ということが各所で起こって、それが広がっていって最後には合唱と呼べるほどの規模になった、という感じだった。

まだ発売していない楽曲だから音源が手元にあるわけじゃなくて、何度か音楽番組で聴いて、ゼロのドラマのラストに流れているのを聴いて、数分前に聴いていただけだったから、みんな歌詞がところどころあやふやで、「これ1番の歌詞?ラスサビ?」みたいな感じで。途中途中鼻歌でフンフンごまかして、そんな状況に自分たちでちょっと笑っちゃってたのがかわいかった。
サビの最後『生きていく』はめちゃくちゃ揃ったから、終わりよければ全てよし!って感じで自然と巻き起こる拍手。手拍子じゃなくてあくまで拍手ね。NEWSに出てきてほしいという意図じゃなくて、15周年ライブの終演と自分たちの合唱に向けた温かい拍手だった。

 

あったかい空間だった。
愛おしい空間だった。

 

NEWSに優しい、愛に溢れた空間だった。

 

楽しかったなぁ、幸せだったなぁ、NEWSのこともNEWSファンのことも大好きだなぁって気持ちで締めくくられたライブは、純粋に素敵な思い出として、私の心の中に残っていた。

 


そして、8月21日のKちゃんNEWS。久しぶりにNEWS4人で登場した回で、15周年ライブの話題になった。その中で「ライブで特に感動したのはどこ?」という質問に慶ちゃんが、『一番は本当に、エンドロールの「生きろ」を、ファンの方が歌ってくれたこと』と答えたのである。「生きろ」の歌唱ですでに涙声だった慶ちゃんは、裏に捌けた後思いっきり泣いてたみたいで(シゲ談)(般若みたいだったらしいw)、そんな中聞こえてきたファンの合唱に感動したと語ってくれた。3時間に及ぶライブの中で『一番感動した』と。

 

あの合唱が、NEWSに届いていた。

 

この事実が嬉しくて嬉しくてたまらなくて、会場でも泣いたのにまた泣いた。


いや、捌けてすぐの距離にいたNEWSになら聞こえててもおかしくない声量だったんだけど、個人的に「NEWSに聴かせよう」という気持ちで歌ってたわけじゃなかったから、ちょっと聞こえてたら嬉しいな、届いてたらいいなって、ありがとうの気持ちが伝わってたらいいなって感じで。ここまでがっつり届いているなんて思ってなかったから、純粋に嬉しかった。NEWSもNEWSファンも、相変わらず感動しいだ。

ファンがあのオルゴールに合わせて歌うなんて想定してなかったから、1日目のエンドロールは尺が短くて途中で終わる仕様になってたんだけど、1日目の合唱をうけて2日目のエンドロールは最後まで歌えるように尺を伸ばしたそうだ。
NEWSファンは歌いたがりだけど、NEWSは歌わせたがり、聴きたがりだなぁと思った。もっと歌ってほしくて2日目は尺を伸ばしたなんて、NEWS愛おしすぎる。本当に、NEWSとNEWSファンは相思相愛がすぎるよ!

 

歌の力の大きさ貴さを教えてくれたのは、愛の力の大きさ貴さを教えてくれたのは、他でもないNEWSだから。そのNEWSに歌の力、愛の力をお返し出来てよかった。歌ってよかった。


  星をめざして 君に導かれ
  ぼくは歩きだす
  行こう!
  星をめざして 歌いながら
  ぼくは歩きだす

 

NEWSに導かれてこれからも一緒に歩いていくから、これからも一緒に歌ってね。

NEWSファンは、NEWSと一緒に歌うの大好きだから。