東京ドームで、季節外れの雪を降らす、輝き放つ原石を見た。
2019.8.8_東京ドーム
私は人生で初めて、ジャニーズアーティストがCDデビューの発表をする場に居合わせた。
超絶私的な感想ブログ、超絶私的な思い出ブログだと思って読んでください。そして、今年になって全員の名前を言えるようになった人間が書くブログです。読み進めていく中で少しでも不快に思いましたら、貴方と私 双方のために、そっとブログを閉じていただけると幸いです。
デビューって嬉しい。
デビューって悲しい。
デビューって誇らしい。
デビューって悔しい。
デビューって、始まりだし、終わりだ。
そう思った。
私も、私の隣にいた友人も泣いていたし、さらにその隣にいた人も、後ろの人も斜め後ろの人も、みんな泣いているように見えた。舞台上に立つ、デビューを見送る人たちの中にも泣いている人がいたし、デビューする本人たちですら泣きそうだった。きっと全国、全世界に、泣いている人がたくさんいたのだろう。
涙の数だけ、理由があったのだろうと思う。
私は、人間って、嬉しいでも悲しいでも、何かの感情が高ぶってそれがある一線を超えると涙を流すようにできているのかなぁと思っている。泣いていたそれぞれの人にそれぞれの理由があるのだろうと想像したし、それでいて 一人の涙の理由が一つとは限らないのだなと痛感した。嬉しいけど悲しい から泣いてるのかもしれないし、誇らしいけど悔しい から泣いているのかもしれないし、もっと違う理由なのかもしれない。
多くの涙が流れるその場に居合わせた私は そんなことを考えながら、
今この瞬間に、たくさんのコトが始まって、たくさんのモノが終わったんだ。
この事実に涙した人が多かったんじゃないかな、と思った。
それって、美しくて、残酷だ。
SixTONESのファンとSnow Manのファンと、その2つのグループ以外の人が好きなファンが同時にいる会場でのデビュー発表の景色は、とても美しくて、この上なく残酷だった。
そして、
そんな会場のメインステージに横一列に並び CDデビューを発表する直前の15人は、あんまり笑顔じゃなくて。どちらかというと険しくて力強くて、終わりを受け入れ始まりに挑む覚悟を決めたような、前しか見えていないような、そんな表情をしていると感じた。
私が見た景色の限り、SixTONESとSnow Man 15人の中に、目を潤ませていた人はいても、涙を流した人はいなかったように思う。「涙を流さない」と決意してきたのかな、涙はもう、過去のどこかで流してきたのかな、と勝手に想像した。(見えてなかっただけで、涙流してたのかもしれないけど。)
発表直後、顔の何倍も何倍も大きい花束を抱えて歌う「Fire Storm」、みんな輝いてた。
全員出てきて歌う「FIRE BEAT」で全グループが順番にカメラで抜かれて、明るめに力強く歌うみんなのパフォーマンス魂に心打たれた。(この流れでオイ!オイ!って声出しと頭回すの要求されたのはちょっと笑った。笑)
花束を抱えたままのSnow Manが歌った「Lock on!」は、本来は手の振りつけが多い楽曲なのに片手がふさがってるから踊るの難しいよなぁと思って見てたんだけど。そんな中、手を挙げる振り付けに合わせて花束を高く掲げてる人が何人かいて、清々しいを表情していたのが素敵だった。
SixTONESは「Amazing!!!!!!」を歌った。私はこの楽曲が初披露されたときはまだファンじゃなかったのでそのときのファンの方々の気持ちはわからないけれど、デビュー発表直後に歌った「Amazing!!!!!!」は堂々としてて存在感があって、本当にカッコよかった。
夢はまだまだだが 強く勝ち抜くPower
遂に色付くColor Amazing
俺らまだ原石さ
固い意志 光る石
響いているだろ 俺ら*1の音色は終わらない
抱きしめて 離さないぜ 覚悟しろよ
[デビュー発表後/デビュー前]の絶妙なタイミングで歌うのに歌詞がぴったり合っていて感動した。
ドーム公演後にトレンド1位だった『デビュー』というフレーズの後すべてに『おめでとう』が続いていてほしいと願うほどに、私はジャニーズJr.のCDデビューはおめでたいことだと思っている。
発表直後の15人を見て、「ここからだ」「これからだ」「"おめでとう"を言ってもらうのはまだまだ先だ」って前しか見てないような顔をしていると感じてしまったから、軽々しく言っていいものなのかと少し迷ったけど。
長い年月苦労と努力を積み重ねてきて、これは確実に"彼らが描く夢に一歩近づいた瞬間"だと思うから、言わせてください。
SixTONES、CDデビュー決定おめでとう。
Snow Man、CDデビュー決定おめでとう。
デビュー発表の場所は『東京ドーム』だった、という事実が残り続けるの、めちゃくちゃカッコいいよ。これからも、応援させてください。
描ける夢はきっと叶う。
夢が叶う順番なんて、誰にもわからない。
同時に何個もは叶わないだけで、それぞれが描いている夢は、いつかきっと叶うと信じたい。
お前らは守るからどこまでもついて来な と力強く誓う6人と、
桜吹雪のなかで 新たなる幕開けだ と美しく舞い踊る9人。
そして、
この先もっともっと活躍していくであろうジャニーズJr.全員に、
輝く未来が待っていますように。